劣等感と焦燥感と敗北感のミルフィーユ

29才女性 人生へのとめどなき、根拠なき不安を解放する日記

不安と後悔をあと何回繰り返せば学ぶのか

 

誰も読んでいないブログを立ち上げて早6年半

 

コミュ力の無さで就活に苦戦し、

全く適性のない営業職として入社し、

漠然とした思いで「早く営業辞めたい」と毎日口に出していた数年間。

コロナにより営業活動のスタイルが多様化したことで、なんとか騙し騙しやり過ごしてきた。

 

そもそも、「適性がない」「売上が悪く雰囲気が悪い」だけで、特段ノルマが厳しい訳でもないし、

このままぬるっと続けた方がコスパが良いとすら思い始めた。

 

でも、6年以上営業職に従事して私なりに感じたことは、

営業職においても、突出した能力のある人以外は他の場所で役に立つスキルの習得は難しいということ。

特殊な業界のトレンドやニッチな商材の細かすぎる製品知識は身についても、

果たしてそれが自分の知りたいことなのか。

技術者にとっては大きな財産だし、営業職は本来その知識を活用して戦略を練るべきなんだろう。

だけど、私にはどうしてもそれが難しかった。

 

入社前から興味のある業務への未練も捨て切れず、その職種での転職を試みた。

基本的に実務経験必須の為、最終的には所謂「一般職」での転職が決まった。

 

私の人生は非常に平凡で、今の所大きなトラブルもなく進んでいる。

しかし、私はそれに釣り合わないほどの不安を常に感じてしまう性格だ。

発生するかも分からない事象や、そうなるとも限らない将来への想像だけが増大し、

ひとりでにネガティブな思考に陥る。

 

そのくせ、リサーチ不足な状態で大事な判断を独断で下す。

だから今になって本当に不安で仕方がない。

 

もしも私が人目を一切気にしない人間で、

寿命まで健康に生きる保証があったとしたら、

一生独身で生きていたかも知れない。