劣等感と焦燥感と敗北感のミルフィーユ

23才恋愛経験なしの営業職女性が、迫り来るリミットに焦りながらも過去の思い出にすがり続ける無様な様子。

君が教祖


人はみんな、何かしらの宗教を持っている。
何か信じるものでもない限り、人生なんて長すぎる。
自分一人の心ではとても生きていけないね。
だから、信じるものを決めるの。
だけどそれは、別に本物の宗教である必要はない。
バンドのボーカルとか、夢の国のネズミとか、普通に好きな人とか。
それぞれの教祖様だよ。
だから私は素敵な曲やら、なんとなく心を動かされる映画とか、読みたくなる本とか生み出せる人をこの上なく尊敬する。

でも、その事を忘れてると、何がよくて生きてるのか分からなくなっていく。
多分だけど、そういう人は本物の宗教にもはまりやすいんだろうな。

4年前から好きなバンドがいて、すごく好きだったりどうでもよかったりする時期を交互に繰り返して、結局まだ好きなんだよ。

頻度はかなり低いけれど、いまだにライブであのボーカルを見ていると、なんか神様みたいに見えて、生きる活力が一瞬だけ湧いたりする。

帰りの電車で全て蒸発するけれど。

そんな23才なんだよなあ。