劣等感と焦燥感と敗北感のミルフィーユ

29才女性 人生へのとめどなき、根拠なき不安を解放する日記

女どころか、人間的な生活を捨てている

 

近頃の私は決して試験勉強や就活に明け暮れていた訳ではなく、

日々様々なメディアを利用して現実逃避行に出ていました。

1日24時間のうち数時間だけ現実の世界に帰ってきて、

締切が翌日に迫ったレポートやESを無心で消化する日々でした。

 

「勉強」「集中」「努力」

 

学生に不可欠な3要素を、全てどこかに落としてきました。

 

そして、

 

「焦り」「罪悪感」「劣等感」

 

というのし上がりに大切な原動力も、もう生み出すことができなくなってしまいました。

 

つまり、以前は努力していない自分に対しての焦りや、成功している周りの人々に対する劣等感があったからギリギリ頑張れていたけど、

今ではそれすらも感じなくなってしまいました。

 

 

久しぶりに大学の知り合いと会って、ひたすら就活(インターン)のエピソードが展開されるばかりでしたが、私はというと会話の流れに身を投じることが出来ず、そもそもそのお話が自分に関係していると言うことにすら実感を持つことが出来ず、ただただ軟骨のから揚げを食べることに専念していました。

 

 

ちなみに、こんな私は大嫌いです。

今までの人生、自分ことを好きになれない期間のほうが圧倒的に長かったけど、

その中でもダントツで「今」の自分が嫌いです。

私の思い出の中で、高校時代の3年間だけは大切な思い出としてずっと保管してあります。

その時は、

 

「もしかして自分は変われたのかも!これからの人生は人並みに穏やかで幸せな日々を送れるんだな!普通に恋とかもできる!」

 

と、本気で思っていました。でも、この堕落した自分と、その時の自然発光していた自分はどう考えても同一人物とは思えないし、私は変われたんじゃなくて、ベースはむしろ今の堕落した姿だったんだろうな、と気づき始めました。(遅い)

 

「変わった」「変わってない」「〇〇のとき」「前は」

 

私はこういう言葉に異様なまでに固執しています。

そのせいで、普通の思い出話ですら「過去への未練」のように聞かれてしまいます。

 

そして、夜眠ることさえ億劫になってしまうんです。

今の私には親友と呼べる人がいない。と言うか今いないならこの先もずっといない。

だってもう21歳だから。

ライバルくらいいた方が生活にハリがでるんだろうな~。

 

うん、今求めているのは生活のハリ!テレビとかツイッターに張り付く喪女就活生もどきから早く逃げたい。